坂根屋の歴史

坂根屋の歴史

縁結びにご利益がある荘厳な出雲大社のふもと。「宿禰餅本舗 坂根屋(すくねもちほんぽ さかねや)」は、明治5年の創業以来、150年余もの歴史を刻む老舗和菓子屋です。島根県出雲で複数の店舗を展開しており、これまでに銘菓宿禰餅をはじめ、ぜんざいや季節の和菓子など、様々なお菓子をお作りして参りました。新たなご縁を築き、より一層人と人との絆を結べますよう、これからも益々邁進していく所存でございます。

創業よりの歩み

MEIJI明治

1872年(明治5年)

簸川郡今市町にまんじゅう、駄菓子を商う店を興す。

TAISHO大正

1912年(大正元年)

今市町商工婦人会に依る一村一品運動に弊社製”あられようかん”(現在の神在月)を出品。一等賞受賞。

1912年(大正元年)

1926年(大正15年)

第6回全国菓子大博覧会(朝鮮京城)に出品。

昭和 SHOWA

1926年(昭和元年)

銘菓”宿禰餅”を考案。今市町より、宿禰餅を”代表名物”の指定を受ける。

野見宿禰

昭和における褒賞

1933年(昭和8年)

閑院の宮殿下行啓の折り、工芸菓子をお買い上げの栄賜る。第9回全国菓子大博覧会(新潟)にて、銀杯受賞。

1957年(昭和32年)

昭和天皇陛下御行幸の折り、献上の栄誉を賜る。

1965年(昭和40年)

昭和天皇陛下御行幸の折り、天覧の栄誉を賜る。

1976年(昭和51年)

皇太子徳仁親王ご行啓の折り、献上の栄誉を賜る。

平成 HEISEI

平成における褒賞

2004年 (平成16年)

皇太子殿下行啓の折り、献上の栄を賜る。

2007年 (平成19年)

「ぜんざい発祥の地 いずも」を合言葉に、出雲ぜんざい学会の会員として、ぜんざいによる出雲大社門前のにぎわい創出に力を入れる。

2010年(平成22年)

皇太子殿下ご行啓の折り、献上、お買い上げの栄を賜る。

2022年6月(令和4年)

「カフェ&ビストロ あん」オープン。朝8時半からのモーニング、11時からのランチ、夜は18時半からのフレンチコースまで、一日を通して島根の美味しいをお届け。

2022年8月(令和4年)

Japan Expo Paris 2022へ坂根屋出店。パリで出雲の和菓子を紹介。

2023年(令和5年)

おせきはん・おくろはん・ざっこくはんの販売開始。

ご挨拶

坂根屋五代目こと坂根壮一郎です。このサイトでは、私をはじめ坂根屋の職人並びに製造スタッフ皆で作っているお菓子の数々をご紹介しています。お菓子を食べると、人はにっこり笑顔になります。縁結びで有名な出雲大社のお膝元より、人と人を結びつける笑顔の輪を、美味しいお菓子を通してお手伝いできたら、と思っています。

坂根壮一郎

原材料のこだわり

「食の安全、安心」への関心が高まる中、坂根屋では、明治5年の創業以来、脈々と保ってきた地域の農家さんとの結びつきを15年前よりさらに強化し、できうる限りの地産地消に努めています。地域の宝である農産物を、信頼をいただく技術と知識を基に絶品のお菓子へと昇華。それが、食の安全、安心に応える事となることはもちろん、さらには商売をさせていただいている地域への恩返しにも繋がると考えております。以下に、坂根屋の使用する原材料の一端をご紹介いたします。

出雲大納言小豆

出雲大納言小豆

出雲の農家の皆さまが出雲の水と出雲の土で育て上げた粒が大きく、味わいが濃厚な出雲大納言小豆。風味、大きさ、皮の薄さ。どれをとっても質が高く、坂根屋のお菓子作りには欠かせません。

大田産ネッカ卵

大田産ネッカ卵

奥出雲産餅粉

奥出雲産餅粉

出雲乙立産柚子

出雲乙立産柚子

国産の胡麻

国産の胡麻

斐伊川の伏流水

出雲大納言小豆

坂根屋のお菓子はすべて、ヤマタノオロチ伝説で有名な「斐伊川の伏流水」を使用しています。郷土の偉人「大梶七兵衛」をはじめ、先人たちの弛まぬ努力が守り抜いた美しい景観と出雲の人々の暮らしを支えてきた美味しい水です。

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