出雲土産、出雲観光、出雲旅行といえば!
創業148年を迎える出雲の和菓子屋 坂根屋です。
今日も出雲は麗らかな春の陽気となり、出雲大社さんの桜は満開になりました。
島根はありがたいことにコロナの感染者は出ておりませんが、世界的なコロナの影響は大きく、旅行も自粛されているため、島根への旅行のお客様は4月を境に激減してしまいました。
ただ、このコロナが終息した後にはきっと新たな未来が待っていると信じています!
そんな中でも自然は美しく、今日も出雲大社さんの桜は美しく咲き誇っています。
来年にはきっとこの美しい桜を見に多くのお客様が島根旅行、出雲観光にいらしていただけることを願って、今自分たちにできることを粛々とやっていきたいと思っています。
さて、出雲はぜんざい発祥の地という事をご存じでしたか?
2007年に弊社の社長を中心とし、出雲大社周辺の新名物を創ろう!という動きがあり、祇園物語の文献を紐解くと出雲がぜんざい発祥の地だという事が書かれていることを発見しました。
そして、出雲ぜんざい学会という組織を立ち上げ、出雲ぜんざい運動を起こしたのです。
ぜんざいは、出雲地方の「神在(じんざい)餅」に起因しています。
出雲地方では旧暦の10月に全国から神々が集まり、このとき出雲では「神在祭(かみありさい)」と呼ばれる神事が執り行われています。
そのお祭りの折に振る舞われたのが「神在(じんざい)餅」です。その「じんざい」が、出雲弁(ずーずー弁)で訛って「ずんざい」、さらには「ぜんざい」となって、京都に伝わったと言われています。
「ぜんざい」発祥の地は出雲であるということは、江戸初期の文献、「祇園物語」や「梅村載筆」(林羅山筆:儒学者)、「雲陽誌」にも記されています。
出雲ぜんざい学会
「出雲國に神在もちいと申事あり。京にてぜんざいもちいと申ハ。これを申あやまるにや。10月にハ日本國の諸神ミな出雲國にあつまり玉ふゆへに。神在と申なり。その祭に赤豆をにて汁をおほくし。すこし餅を入まいらせ節々まつり候を。神在もちい申よし。」(祇園物語より抜粋)
なんと、ぜんざいとは出雲弁がなまってずーずー弁でずんざいがぜんざいとなったということなのです。
面白いですよね!
そんなぜんざい発祥の地の出雲ぜんざいですが、坂根屋の出雲ぜんざいは一味違います!
なんと、全て出雲産の出雲大納言小豆を贅沢に100%使用しています。
これは出雲の契約農家さん50件に毎年出雲大納言小豆を作っていただいており、なんと年間5.5トンを使用しています。
味が濃く、小豆の粒が大きく、ぜんざいにしたときにもつぶれないすごい小豆なんです。
栄養価も高いことが分かっています。
実は北海道小豆と比較しても価格も3倍ほど高い高級品です。
その貴重な出雲大納言小豆を贅沢にも100%使用した坂根屋でしか食べれない出雲ぜんざいに仕上がっています。
そして、お餅にもこだわりが!
島根のブランド米である仁多米を使い、おめでたい紅白の二つのお餅を乗せています。
もちもちのお餅とおぜんざいが絶妙の組み合わせです。
そして、出雲は何といってもご縁の町!
出雲大社さんの正門前で販売させていただいているという事もあり、紅白のパッケージでおめでたい引き出物にも使っていただいております。
ご縁の町の贈り物としてもお客様に喜んでいただいております。
出雲ぜんざいネット通販も対応しておりますので、ご縁の町出雲市大社町より発送させていただきます。
出雲観光、出雲旅行に来られた際は是非ぜんざい発祥の地の出雲ぜんざいをお召し上がりくださいね。
ご縁の町出雲にて心よりお待ちしております。